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NTT東日本とNTTスマートコネクト、不登校生徒に対する「3D教育メタバース」活用実証を埼玉県で実施

NTT東日本とNTTスマートコネクト、不登校生徒に対する「3D教育メタバース」活用実証を埼玉県で実施

東日本電信電話株式会社 埼玉支店(以下、NTT東日本)とエヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(以下、NTTスマートコネクト)は、さいたま市が取り組む実証事業において、不登校児童生徒への支援として、NTTスマートコネクトが提供する「3D教育メタバース」を、2023年11月20日より導入する。

「3D教育メタバース」は、教育空間に特化したメタバースだ。探究学習やアクティブラーニング、他校との交流授業などで活用できる教室や集会所、小ルーム(面談室)、アクティブラーニングルームなど、教育に特化した仮想空間を提供し、学校内外での探究活動や交流学習などの場面で活用することができる。

「3D教育メタバース」の仮想空間イメージ

3Dオーディオによる会話や、翻訳も含めた音声の自動テキスト化と吹き出し形式での表示等のコミュニケーション機能に加え、音声や映像等のログ保存による出席確認や児童生徒達の活動状況の振り返り、テキストチャットの冒涜フィルタ等を提供する。

「3D教育メタバース」活用案

今回、さいたま市が取り組む実証事業では、3Dメタバース空間を活用し、性別や容姿を気にせず自己表現ができるアバターを通じたコミュニケーションによって、協働的な学びの授業や行事等に活用していく予定だ。

実証の全体イメージと「3D教育メタバース」の位置づけ

「3D教育メタバース」を活用することにより、行事や仲間(アバター)と一緒に学びあう授業だけでなく、保護者会など同じ悩みを抱える保護者のつながりへの活用や、学校以外の組織(企業など)との交流、他自治体の児童生徒との交流などが期待されている。

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