株式会社Flowverseは、日本催眠学会の学術大会で、独自に開発したVR心理療法「VRリラクゼーション」の最新研究報告を実施した。
「VRリラクゼーション」は、VR空間で世界各地の絶景に入り込み、心理療法「ヒプノセラピー」を受けることができるVR心理療法だ。
今回発表された研究内容は、10人のクライアントを対象に、「VRリラクゼーション」の約10分間のコンテンツ「ニュージーランド デカポ湖(テーマ:心の平安)」を体験してもらい、体験の前後に不安に関する心理検査STAIとうつ症状に関する心理検査SDSを実施した。
その結果、「状態不安」は10人中10人に数値改善が認められ、「特性不安」は10人中7人に数値改善が認められ、「うつ症状」は10人中10人に数値改善が認められた。
Flowverseはこの研究から、VR技術を用いたヒプノセラピーが、不安及びうつ症状改善に寄与する可能性が示唆されたとしている。

