nat株式会社は、同社が開発・提供を行うスマホのLiDARセンサを活用したAI測量アプリ「Scanat」の法人プランのオプション機能として、Web(β版)を実装したことを発表した。
「Scanat」は、スマホのLiDARセンサによりデジタル空間を構築し、空間に関するコミュニケーションを円滑にするアプリだ。今回、アプリ利用者から「パソコン上でも操作したい」「協力会社にも3Dモデルを共有したい」という要望から、Web版が実装された。
Web版では、アプリでスキャンしたモデルを、アップロードボタンを押すことでWeb版に同期することができる。アプリ上で追加した計測データ・メモは、Web版にも反映可能だ。
また、アプリ・Web版どちらからでもWeb用リンクを生成でき、Web用リンクを共有することで、「Scanat」のアカウントを持っていない協力会社等にもモデルを共有できる。
対応ブラウザはGoogle Chrome: 80+、Firefox: 80+、Safari: 15+、Microsoft Edge: 80+で、これらはデバイスの制限を受けずに利用することが可能だ。
全社と個人のクラウドデータの管理も可能で、個人フォルダを作成できるほか、モデルデータの検索・フィルタリングも可能だ。
さらに、Web版の権限があるユーザと、同時に計測データとメモを追加・編集できる。Web版で追加した計測データやメモは、リアルタイムでほかの閲覧者にも反映される仕様だ。
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