刈谷市は、子ども世代に学校等教育機関からの指導の機会や、幼児園、保育園、小学校における交通安全教育指導、交通指導員による交通安全教育を実施している。一方で、大人世代に対しては、通常の交通安全教育や啓発を行うだけでは行動に変化を与えることが難しいという課題があった。
そこで愛知県刈谷市と株式会社アイシンは、刈谷市が推進する「刈谷スマートシティ」の取り組みの一環として、刈谷市オリジナルの交通安全教育コンテンツ「アイシンXRクエスト」の実証実験を実施する。
「アイシンXRクエスト」は、アイシンが開発したメタバースプラットフォーム上に、刈谷駅北口を再現し、交通ルールを守りながら目的地へ移動する没入型のコンテンツだ。
実証実験では、体験者がVRゴーグルを着用し、メタバース内に再現された刈谷駅北口で、交通安全ルールを守りながら制限時間内に目的地を目指すクエストに参加する。
体験後には、動画でメタバース内の自身の行動を振り返り、交通ルール違反はなかったかを確認することで、安全意識向上への有効性や効果について検証する。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。