大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、桑名市と三条市が2024年8月26日に開始する自治体のDXに関する共同実証事業に、自治体の各種サービスをインターネット上の仮想空間・メタバースで利用できる「メタバース役所」を提供すると発表した。
両市は今回、「メタバース役所」を共同で利用し、相互連携を通じて住民サービスの向上につなげる計画だ。また、「メタバース役所」の運用負荷や経費等を抑えながら、災害時等の事業継続計画(BCP)としての有効性を検証する。
今回の共同実証事業では、離れた地域間での「メタバース役所」の共同利用モデルの有用性を検証するとともに、利用する住民の利点や課題を抽出する。
具体的な実証内容は、離れた地域間での共同事業・イベント(災害対策など)、職員同士の交流や各種セミナー、外部委託を活用した相談窓口の共同利用が挙げられている。
今後DNPは、今回の実証事業で両市が取り組む行政サービスのDXを支援するとともに、その結果を踏まえた新サービスの開発に取り組むとしている。
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