東大発ベンチャーH2L株式会社は、腕に巻くだけで直感的にVR/AR体験ができるデバイス「FIRST VR」(ファーストブイアール)を発表。本日(9月21日)より予約受付を開始した。
FIRST VRは、同社が初心者のためのVR/AR製品として5年前より研究開発してきたアクティブセンシング技術を搭載。今回、その技術が初めて製品化されたことになる。
腕にFIRST VRのコントローラを巻くと、14チャンネルの光学式筋変位センサ群が前腕周囲の筋肉の動き(膨らみ)を検出。この筋肉の動きをAIシステムに短期学習させることにより、セットアップ時間を大幅に短縮しながらユーザの手の動きを検出するという仕組み。VR/AR初心者でも気軽に使用できるようになっている。
なお、FIRST VRには「VRゴーグル」と「新開発のコントローラ」と付属品が内包されているため、手持ちのスマートフォン(iOS, Android対応)以外の周辺機器は購入しなくてもすぐに利用できる。
【関連リンク】
・H2L
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
技術・科学系ライター。修士(応用化学)。石油メーカー勤務を経て、2017年よりライターとして活動。科学雑誌などにも寄稿している。