OKIグループのプリンター事業会社OKIデータは、7月27日に福島市内の小学生親子を対象に福島工場にて「夏休みものづくり工場体験ツアー」を実施した。
この取り組みは、福島市が主催しOKIデータMESが参画したものだ。産業振興と将来的な産業発展を図り、子供たちのものづくりへの興味や関心を引き出す目的で開催され、市内の小学生と保護者16組36名が参加した。
工場体験ツアーでは、プリンターの製造工程や大判プリンターの印刷実演を見学したほか、生産ラインの中に入りプリンターの組み立てを体験。また、電動ドライバーを使ったねじ締めコーナーや、自分の描いた絵柄を使ったオリジナルシール、缶バッジ、クリアファイルを作成するコーナーなどが設けられた。
参加した子供たちは、電気を使わず生産効率を上げるための仕組みである「からくり生産」を実際に体験したり、電動ドライバーを使って上手にねじ締めを行ったり、作成したオリジナルシールや缶バッジを友達と見せ合ったりするなど、積極的に取り組む様子が見られたという。
また、「かわいいシールができたので友達にあげたい」「楽しい思い出になったので、夏休みの日記に書きたい」などの声もあった。
福島市では、ものづくりへの興味・関心を深めてもらうため、市内の小中学生を対象に「ものづくり教室」を開催してきた。特に最近では地元製造業と連携して開催しており、OKIデータは4回目の参画となる。福島市では、地域と企業が連携する取り組みを進めており、今回の「夏休みものづくり工場体験ツアー」もその活動の一環となる。
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