パナソニック サイクルテック株式会社は、1952年から67年間にわたって、自転車や自転車関連製品の企画開発から製造、販売までを一貫して手がけ、1996年には電動アシスト自転車を発売してきた。
このほど、同社は、スマートロックを搭載したIoT電動アシスト自転車を開発した。このIoT電動アシスト自転車を活用して、2019年度上期中に、国内数カ所で、シェアリングサービスの実証実験を開始する。
今回開発されたIoT電動アシスト自転車スポーツモデルは、スマートロックが搭載され、通信機能でインターネットに繋がる。スマートフォンでQRコードをスキャンすることで、電子錠の解錠や利用料金の決済ができ、走行データの記録、電池残量情報の提供、GPSによる高い防犯性・追尾性と駐輪位置管理を実現する。
シェアリングサービスの実証実験では、駐輪場を設置し、サービスに登録した利用者が数十台のIoT電動アシスト自転車を使用する。蓄積された走行時間、距離などの自転車データを分析し、ローコストオペレーションで効率的なシェアリングサービスの実現を目指す。
今後、スポーツモデルのほか、ショッピングモデル、子育てモデルなど、さまざまな車種でIoT化を進め、販売をしていく計画だ。
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