株式会社Liquidは、平成30年11月30日付けにて施行された犯罪収益移転防止法施行規則に基づくオンラインで本人確認を完結するサービス「LIQUID eKYC」と、Refinitivの提供するKYC(本人確認)業務およびモニタリング体制を強化することで金融犯罪対策を支援するツール「World-Check One(ワールドチェック・ワン)API」を連携するパートナーシップ契約を締結した。
今回の連携により、「LIQUID eKYC」の導入先となる金融機関等の事業者においては、「LIQUID eKYC」を用いた本人特定事項の確認に加え、AML/CFT対策の観点から高度な顧客デューデリジェンスを行うことが可能となり、eKYC業務の即時性を高めることができるとのこと。
また、「LIQUID eKYC」に蓄積されるデータを学習したスコアリングDBを活用することで、独自のアルゴリズムに基づく不正検知が可能になり、取引時の認証の安全性も高めることができる。
Refinitivの「World-Check One」は顧客デューデリジェンスのプロセスの簡素化と迅速化を推し進めるプラットフォームであり、独自のリスク・インテリジェンスデータを用いたマネーローンダリング対策・テロ資金供与対策(AML/CFT対策)を行うスクリーニング機能を兼ね備えている。
また、スクリーニングを迅速にするためのインターフェイスであるAPIにより、World-Check Oneの高度な機能を社内システムに統合し、オンボーディングのスクリーニング・プロセス、KYC業務、サードパーティ・リスクのデューデリジェンスを効率化することが可能となる。
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