KDDI株式会社と株式会社KDDI総合研究所、中日本高速道路株式会社は、スマートフォンの位置情報を活用した、より効果的な工事情報の提供に向けた実証実験を2019年5月17日から7月19日の期間、実施する。
同実験は、小田原厚木道路リニューアル工事期間中の渋滞が予測される時間帯に、工事の影響を受ける可能性の高い東京都・神奈川県・埼玉県に住むauスマートフォンユーザーに向けて、アプリで工事情報を配信する。
具体的には、KDDI総合研究所が持つ行動変容技術(※)を活用して、配信する渋滞予測や迂回ルートの案内などの画面のデザインを複数パターン作成して配信する。さらに、工事区間や渋滞時間帯を避けた顧客の行動変化を、一定期間後にアンケートを送付するとともに、KDDIが保有する顧客の同意を得た位置情報を用いた分析によってどのパターンが工事規制による影響を最小化することができたかを効果検証し、渋滞緩和に効果的な情報提供を検討する。
※ユーザーの意思決定の非合理性(希少性に弱い・権威に弱いなど)を心理効果として定量的に扱うコミュニケーション技術。
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