Samsungは、2015.6.15にSigFox社のIoTプロトコルを、新しいArtikプラットフォームに採用したと報じた。
Artikプラットフォームは、簡単かつオープンなプラットフォームで、必要なモジュールはあらかじめ準備されており、クラウドに接続することもできるので、IoTデバイスを開発を加速させることができる。
一方、Artikは、IoTネットワークを作る上で、ローコストで、低電力のショートメッセージを送る仕組みが必要だった。
Samsung Electronicsの社長で、戦略チーフである、Young Sohnは、SamsungにおけるIoTサービスをリリースするのに、絶大な効果が見込めるだろうと発言している。IoTプラットフォームとして、ハード面、ソフト面、サービス面でのイノベーションを加速し、グローバルに展開を助けるだろうと。
一方、SigFoxのCEOであるLudovic Le Moanも、ArtikにSigFoxの技術を取り込むことで、Samsungは、IoTのアプリケーションやサービスを構築しやすくなると発言した。
参考:
・Business Wire
・Artik
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。