近年、IT業界は深刻な人材不足に加えて、デバイスの多様化が進んだことで検証作業の負担が増し、自動化や省力化が急務となっている。しかし、自社で環境構築や検証作業を行うには、技術力不足やコスト面の壁があり、その解決は容易ではない。
そこで、NTTレゾナント株式会社と株式会社デジタルハーツは、ソフトウェアのテストソリューション領域におけるさらなる事業発展に向けて協業を開始した。
同協業では、NTTレゾナントがクラウド型検証サービス「Remote TestKit」の運営で培った技術力と、デジタルハーツが持つ人材や実績、検証ノウハウを融合して、サービス検証の設計から実行までをワンストップで支援する。サービス検証における「設計」「環境構築」「実行」の工程のうち、Remote TestKitは設計・環境構築、デジタルハーツは設計・実行を得意とする。各工程の内容は以下の通り。
- 設計
- 環境構築
- 実行
最適な検証方法を検討している企業に対し、両社のテストエンジニアによるヒアリングを通じて設計を提案する。
Remote TestKitが持つクラウドデバイス環境などを活用し、時間・人的コストがかかる検証環境の構築を短期間かつ安価に提供する。
スキルや人材不足などの課題に対し、デジタルハーツの約8,000名のテスト人材や豊富な検証ノウハウなどを生かし、柔軟性のある対応や実行コストの低減を実現する。
これにより、サービス検証に課題を持つ企業に向けて、幅広い選択肢による課題解決方法を提案する。
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