総務省は、「令和2年度予算 IoTの安心・安全かつ適正な利用環境の構築(IoT利用環境の適正な運用及び整備等に資するガイドライン等策定)」に係る事業の提案及び事業の委託先の募集を開始した。
同事業は、様々な用途・環境で用いられるIoTシステムを用いた地域での実証を通じて、場面に応じたIoTシステムで用いられる電波の特性を明らかにし、IoT利用環境の適正な運用及び整備等に資する電波の効果的な使用方法等の知見をとりまとめることで、電波の能率的な利用等に関する利用者のリテラシー向上を図り、「Society5.0」の実現に寄与することを目的として実施される。
今回の公募対象者や選定方法などの詳細は以下の通り。
- 対象者
地域の課題解決に取り組む地方公共団体、民間企業、大学、NPO法人等からなるコンソーシアム - 事業内容
様々な環境におけるIoTシステムに関し、電波の能率的な利用を確保するため、適切な電波強度、システムの整備方法、コスト、電波利用環境構築のデータ等を収集してガイドライン等としてとりまとめることに資するIoTシステムの実証事業 - 提出期限
令和2年4月10日(金)正午必着(郵送の場合は、同日付け必着)
委託先候補の選定については、外部の有識者による評価に基づき総務省が行う。なお、委託先候補の決定・公表は6月中を予定している(委託先候補の選定の状況等により前後する可能性あり)。
同公募は、令和2年度予算成立後速やかに事業を開始できるよう、予算成立前に実施するももののため、予算成立状況に応じて内容が変更となる可能性がある。
出典:総務省ホームページ
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