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メタバースで活用する3Dアバターサービスなどを提供するPocket RD、資本業務提携で4.5億円調達

昨今、仮想空間「メタバース」が注目されており、様々な産業がメタバース上での新たな価値創造を模索している。

そうした中、XR技術によるソリューションを提供する株式会社Pocket RDは、スクウェア・エニックス、KDDI、講談社、大日本印刷と資本提携を行い、4.5億円の資金調達を行ったことを発表した。

Pocket RDは、メタバースで使用する自分のオリジナルアバターを、完全自動で作成でき、アプリからカスタマイズすることができるアバタープラットフォーム「AVATARIUM」や、ブロックチェーンを活用したデジタル創作物の2次創作、2次流通、販売が可能なサービス「Pocket Collection」などのサービスを展開している。

メタバースで活用する3Dアバターサービスなどを提供するPocket RD、資本業務提携で4.5億円調達
「Pocket Collection」サービスの概要図。

今回の資金調達の目的は、「AVATARIUM」と「Pocket Collection」の開発強化と、資本提携先であるKDDI、講談社、大日本印刷との業務提携による事業推進強化だ。

既にKDDIとは事業連携を開始しており、「AVATARIUM」が「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス 2021 ~Fun for Good~」にてコラボレーション。AVATARIUMスキャナーを都内4か所に設置するなどの取り組みを行った。

「バーチャル渋谷 au 5G ハロウィーンフェス 2021」の際に行われれたコラボレーションの概要図。

今後は、アバター生成技術やブロックチェーンを活用したマーケットプレイスを、au版メタバースに活用するとしており、講談社、大日本印刷とも様々な企画検討を行なっていくという。

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