大阪ガスグループの株式会社オージス総研は、これからIoT/ M2M(Machine to Machine)をはじめる企業に対して構築・運用・クラウド利用料をまとめた「IoTかんたんパック」を用意、提供を開始した。
25年以上にわたり大阪ガスのIoTシステムに取り組んできた豊富なノウハウとアマゾン ウェブ サービス(以下AWS)の活用で手軽に最適なIoT環境を提供する。
コスト低減や技術革新の進展などを背景にIoTへの注目が高まり、導入検討をはじめる企業が増えている。しかし、どんなことが実現できるか不透明な状況でデータの収集・分析環境を試しに用意することは、構築のコストや時間などの課題があり、簡単にはじめることは難しいのが現状だ。
オージス総研が提供するIoTかんたんパックは、IoTをはじめる際に必要なデータの収集・蓄積・分析・見える化するところまでを含めたサーバ環境を提供。瞬時に拡張・縮小が可能なAWS上に用意されるため、まずは機器からデータを収集してビジネスにどう活かせるか検討するプロトタイピング環境として利用開始でき、小規模、大規模とビジネス規模に応じて拡大が可能。定期的なバックアップや障害時のリストア対応等の運用を含めて、月額固定料金で提供するという。
また、オージス総研では、どのようなサービスを提供するか悩んでいる企業が多い中、サービスデザイン思考のコンサルティングサービスを提供している。この手法で価値があるアイデアを発想し、ビジネスモデルの検討でIoTかんたんパックを使ってシステムも合わせて検証することを支援する。
【関連リンク】
・大阪ガス(Osaka Gas)
・オージス総研(OGIS-RI)
・IoTかんたんパック
・サービスデザイン思考
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