Kudan Limitedの日本法人Kudan株式会社は、ARエンジンの世界的需要の拡大に合わせ、高い技術力とノウハウを保有するJIG-SAW株式会社との間で、Kudanが開発・提供しているARエンジンの技術サポート契約と、日本国内初の販売代理店契約を締結した。
現在、AR/VRの活用については多岐に渡っており、建築・不動産分野、教育、医療、エンターテイメント、プロモーションなど様々な産業分野での活用が期待されている。特に、カメラを通して現実世界の空間やモノに、画像・CG・動画などのバーチャルに作られたものを疑似的に重ね合わせるAR技術は、スマートフォン、ゲーム機器、サイネージスクリーン、ウェアラブルデバイスなどのカメラ機能付きデバイス向けでのサービス利用が見込まれている。
また、英国投資銀行Digi-Capitalによれば2020年にはAR市場は900億ドル、VR市場は300億ドルのマーケットになると予測されており、本年、ARを活用したスマートフォンゲームアプリのヒットにより、AR技術への関心が加速している。
今回の契約によって、Kudan Engineの日本国内における各種サポートの体制が整備されるとともに、顧客に対してより高いレベルのサービスの提供も可能となる。AR技術は、ゲームアプリにおける活用にとどまらず、3Dやアニメーションなど文字や静止画では伝わらない情報や疑似デモンストレーションを提供することで、ブランディング強化や顧客機会創出につなげるなど、あらゆるモノやサービスと連携するため、多種多様な業界において利用できるものであり、今後更なる事業の強化・サービスの拡充を図っていくという。
【関連リンク】
・Kudan
・ジグソー(JIG-SAW)
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