ソフトウェア受託開発の株式会社ユードムは、通信テストツール「SocketDebuggerシリーズ」の販売を開始した。
「SocketDebuggerシリーズ」は、TCP/IP通信、シリアル通信の通信テストを手軽に行うためのツール。通信テストを行う際には、通信装置の模擬を作成するのに時間と手間がかかるが、「SocketDebugger」は、例えば1週間程度かかっていたこの模擬作成を半日程度に短縮させ、技術者の作業効率を大幅に向上させる。また、パケットキャプチャ機能を搭載し、データの収集・分析・再利用が容易に行えることで、今まで複数のソフトウェアが必要だったテスト業務を「SocketDebugger」のみで統合的に管理することができるという。
「SocketDebuggerシリーズ」は、同社社員が自身の業務効率化のために開発し、フリーウェアとして公開していた。既に国内外で60,000ダウンロードされており、IoTを構成する機器どうしの通信テストに活用できるソフトウェアとして大手専門誌にも活用方法が掲載されている。今回のリリースでは、産業用の専門的なプロトコルの一つであるFL-netに対応し、同社製品としての発売に至った。今後、自動車制御で利用されているCAN通信など他の産業用プロトコルに対応する予定としている。
<ライセンス価格>
個人ライセンス:¥5,400(税込)~
法人ライセンス:¥32,400(税込)~
【関連リンク】
・ユードム(UDOM)
・SocketDebugger
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。