AKIBAホールディングスグループの株式会社アドテックは、NVIDIAのTegraやNXPのi.MXを採用しているトラデックス株式会社のコンピュータモジュールの取り扱いを2016年から行っていたが、正式に業務提携を締結したことを発表した。
トラデックスは、ARMの技術を使った組込み用のComputer on Module(コンピュータモジュール、CoM)を手がけており、高い演算処理能力と低消費電力が特徴。また、トラデックスのセミカスタムシングルボードコンピュータは、IoTシステムを短期間で開発が可能。開発したデモシステムは製品のプロトタイプにもそのまま応用でき、本格開発の費用削減と期間短縮などに貢献するという。
これらコンピュータモジュールを含め、アドテックでは、「セミカスタムボード」または「フルカスタムボード」を顧客の要求にもとづき1枚から設計・開発し、シングルボードコンピュータとして提供。アドテックは、ARMベースのシングルボードコンピュータの試作開発から量産フェーズに至るまで、またドライバ、ファームウェア、ソフトウェアの開発から保守サポートまでを一貫して提供するとしている。
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