日本ナショナルインスツルメンツ株式会社(以下 日本NI)は、2017年7月14日、IoTによる新たな教育ソリューションを発表した。
今回発表する教育ソリューションには、学生向けの組込デバイス「NI myRIO」、LabVIEWツールキット、PTC社が提供するIoTテクノロジープラットフォーム「ThingWorx」、およびタフツ大学が開発したプロジェクトが含まれており、教育者と学生は、これらを用いることで、教室にいながらにして実世界のIoTアプリケーションを構築することができ、インターネットに接続した多数のデバイスで構築されるシステムの扱いに慣れることができる。
myRIOとPTC ThingWorxオンラインツールの統合により、革新的な学習体験が促され、実世界での計測データが、LabVIEWシステム開発ソフトウェアを介してクラウド上ですぐに解析・表示できる。これらの学習リソースは、オンラインコミュニティに保存されるが、このコミュニティは、最先端の実験について教育者同士が連携できるように特別に作られたものだ。
既存のカリキュラムにIoTを組み込みたいという教育関係者は、サマーベータプログラムに申し込むことができる。このプログラムでは、最新のLabVIEWツールキット、学生重視のプロジェクト、産業界のサポートを、利用できる。これらによって、クラウドテクノロジを活用した教育への新たなアプローチが実現されるともに、ソリューションそのものに対するフィードバックの機会も得られるという。
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