デジタルセキュリティーと身元識別技術のOT-モルフォは、通信サービスプロバイダーであるテレフォニカとの連携を発表した。M2M/IoT市場にOT-モルフォのサブスクリプションマネジャーで対応していくことを目的としている。今回のOT-モルフォとテレフォニカとの提携は世界的な合意であり、このサービスはテレフォニカと提携する世界の通信事業者すべてに提供可能となり、OT-モルフォの社内設備でホストされる1つのプラットフォームから提供される。
テレフォニカの決定にとって、相互運用可能性と拡張性を備え、しかもグループ全体で使用できる商用ソリューションを提案できるOT-モルフォの即応能力は、非常に重要だったという。今回の提携を通じ、OT-モルフォはテレフォニカに対し、M2MサブスクリプションマネジャープラットフォームのGSMA M2M rev. 3.1を提供。
この相互運用可能なソリューションにより、テレフォニカはネットワーク接続されたオブジェクトのサブスクリプションを時間と場所に関係なく遠隔管理できるため、同社が提供する最新のIoTソリューションをフルに活用することができるという。このサービスは最初にスペインで提供を開始し、テレフォニカの最新IoTインフラに統合される予定だ。
OT-モルフォは、2017年5月31日に、OT(オベルチュール・テクノロジーズ)とサフラン・アイデンティティー・アンド・セキュリティー(モルフォ)が合併して生まれた。暫定的に「OT-モルフォ」と称されている同社は、今年9月に新しい社名が発表される。
【関連リンク】
・OT-モルフォ(OT-Morpho)
・テレフォニカ(Telefónica)
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