東武ストアは12月20日、「東武ストア勝どき店」(東京都中央区)で、ENEOSホールディングス、ZMP、エニキャリが、東京都中央区佃・月島・勝どきエリアで実施する自動宅配ロボット「デリロ(DeliRo)」を使った、遠隔監視による複数事業者参加型デリバリー事業の実証実験の第3弾にパートナー企業で参画すると発表した。
「デリロ」は、複数搭載されたカメラやレーザセンサーで周囲環境を360度の認識をしながら、人の速歩きくらいの速度でる最高時速6kmで歩道を自動走行する4輪・後輪駆動のロボット。
「デリロ」を使ったデリバリー事業は、近隣の店舗が加盟しているスマートフォンのアプリなどでユーザーが注文をすると、店舗から家まで無人宅配ロボットが届ける仕組み。
東武ストアでは、デリロを使って勝どき店から、酒類、飲料、調味料、菓子など加工食品300品目を対象エリアある戸建てを含む約1万7000戸に配送する。利用可能時間は11時~19時。2023年1月10日~3月31日の期間で実施する。
東武ストアは、既にUber Eats(ウーバーイーツ)を使ったデリバリーサービスを30店舗で展開しているが、コロナ禍を受けて拡大する宅配事業で、新たな可能性を探るため、今回の実験に参画。自動宅配ロボットを活用したデリバリー事業で非接触型デリバリーの取り組みにチャレンジするとしている。
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