株式会社シーエスコミュニケーションは、バーコードなしの製品を認識するエッジコンピューティングとPOSシステムを連携した無人レジを実現する「エッジIRリーダー」の提供を、2023年春に開始する。
「エッジIRリーダー」は、利用者や端末と物理的に近い場所にAI処理装置を分散配置し、ネットワークの端点(エッジ)でデータ処理を行うエッジコンピューティング技術と、POS(Point of sale、販売時点情報管理)システムを組み合わせている。
エッジコンピューティングとは、データ処理をネットワーク上で行い、加工したデータのみをクラウドに送信する技術で、データの通信やクラウド上での処理に要する時間を削減することができる。これにより、AIカメラから読み取ったデータを高速で処理することができるため、0.2秒ほどで商品を認識することが可能となった。
また、POSレジをAPI連携することで、無人レジのように自動で会計ができるシステムとなっている。
商品を入れたカゴを指定の場所に設置することで、商品が自動的に認識され、POSレジで会計を実施する。
なお、市販のカメラをAI実装することで低コストを実現しており、小規模店舗やイベントなどでも導入が可能だ。
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