凸版印刷は1月11日、流通・小売業を対象に、折り込みチラシとデジタル広告の最適化をワンストップで行うことで、集客効果の最大化を図るサービス「Print to Digital(プリント トゥ デジタル)」を開始すると発表した。サービス利用費用は300万円から。
「Print to Digital」は、デジタルと紙の広告の効果実績から、来店獲得傾向を店舗単位で把握し、「デジタル強化店」と「チラシ強化店」のグループ分けを実施。グループ分けに応じて、アクションと予算の最適化、最適化の前後比較や統計解析検証を一括で行うことで集客効果を高めるサービス。
具体的には、折り込みチラシとデジタル広告で、それぞれの来客獲得状況に加え、店舗単位のエリア情報、売り上げ実績、会員情報から因果関係を分析。店舗ごとのグルーピングと意味付けをすることで集客に向けた予算配分を最適化する。
また、凸版印刷が持つ豊富な印刷・折り込みの知見を活用し、効率的にチラシを配布するエリアの拡大や縮小方法を提案する。そのほか、店舗アプリ、SNS、メルマガ、DMなどの店舗集客についてクロス分析を実施し、店舗集客効果の全体最適を行う。
凸版印刷では、新サービスで、2023年度に関連受注を含め約10億円の売り上げを目指す。今後、サービスの拡張も進める。
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