ファミリーマートは1月16日、TOUCH TO GO(タッチトゥゴー)の無人決済システムを導入した実用化店舗の中国地方での1号店「ファミリーマートベネッセ高柳/S店」(岡山県岡山市)を、ベネッセコーポレーションの施設内に、1月25日にオープンすると発表した。
新店では、天井に設置されたカメラなどの情報から入店した顧客と手に取った商品をリアルタイムに認識。出口付近に設置された決済端末のディスプレーに購入商品と合計金額が自動で表示され、同社の決済アプリ「ファミペイ」を含むバーコード決済、交通系の電子マネー、クレジットカード、現金で支払いができる。
具体的には、顧客が商品を手に取り、出口でディスプレーの表示内容を確認し、支払いを済ませることで買い物が完了する。店舗面積は、約15m2。約400種類の商品を取り扱う。
ファミリーマートによると、導入する無人決済システムは、通常の有人レジ店舗に比べ、時間節約ニーズの高い朝や移動の合間など、短時間での買い物や、施設内で働く従業員が休憩時間に短時間で食事の購入が可能となるという。また、飲料、スイーツなどでリフレッシュできることから、福利厚生の充実につながるとしている。
また、同社ではシステムの導入によって、省人化・省力化が可能となることから、店舗のオペレーションコストを低減させ、人材不足の解消も図るとしている。
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