ラクスは1月25日、スーパーマーケットを展開するオーケーが、同社のクラウド型経費精算システム「楽楽精算」を3月から各店舗、10月には本社に導入すると発表した。システムを活用し、全国139店から毎月本社に送付される約1万4000枚の紙の領収書や請求書などの管理と保管をゼロにする。
オーケーでは、現状の経費精算フローで、平均で約1万4000枚の紙の証憑(請求書や領収書)が毎月店舗から本社に段ボールに入れられ送られてきており、現場は紙の証憑を台紙に貼る作業が発生し、本社も送られてきた紙の証憑を管理・保管する手間が発生していた。
そこで、同社は基幹システム刷新のタイミングと、2024年1月に義務化される電子帳簿保存法への対応、長期的に考えられる現状の経費精算フローの課題解消で、「楽楽精算」の導入を決めたという。
システム導入によって、店舗側は証憑を「楽楽精算」にアップロードして申請するだけで作業が完了。台紙に紙の証憑を貼って本社へ送付する作業がなくなる。
一方、本社側では、店舗からの申請を「楽楽精算」の画面上での確認で済む。証憑はデータで共有されるため、店舗から送られてくる紙の証憑を管理・保管する手間や場所が不要になる。
オーケーでは、システム利用し、紙に依存した経費精算フローから脱却することで大幅な業務改善を見込んでいる。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。