サイバーリンクスは2月2日、化粧品・日用品、一般用医薬品卸のPALTACと、メーカー・卸売業による小売業への棚割り(商品陳列)提案活動の効率化を目的に、精度の高い効率的な棚割り作成を支援する新機能「自動棚割機能」の開発で協働すると発表した。
開発する「自動棚割機能」は、ユーザーの棚割り作成担当者が作成した「基準棚割り」である標準パターンをベースに、過去の棚割り、売り上げ実績などのデータに基づいて適切な調整を行い、陳列スペースに応じた新たな派生棚割りパターンを自動で作成。精度の高い複数パターンの棚割りを作成し、棚割り業務の大幅な省力化を実現する。
機能は、サイバーリンクスが提供する棚割りシステム「棚POWER(たなぱわー)」で、標準機能として5月に搭載を予定する。一方、PALTACでは、「自動棚割機能」を採用することで、年間3万時間の棚割り作成業務の約60%を削減することを目指す。
サイバーリンクスでは、棚割り作成業務の効率化を目的に新機能の開発に着手。開発を進める中で、現場運用に合った実践的な自動棚割り機能の実現に向け、棚割り作成業務に知見の深いPALTACと協働することを決め、システムの設計段階から意見交換を行うことにした。
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