「ホームセンターコーナン」を運営するコーナン商事は2月1日、関西電力が実施するEV(電気自動車)充電ネットワークサービスの構築に向けた実証実験に参加すると発表した。実験を通じて、脱炭素に向けた取り組みを推進する。
実証で同社はエイチ・ツー・オー商業開発、上新電機、ジョーシンサービス、高島屋、関電不動産開発と、10台のEVを営業車両で利用する。EVの充電には、EV充電スポットとして充電器を設置する施設4地点を上新電機、エネゲート、関電ファシリティーズが提供する。EV充電スポットは、既設の急速充電器と普通充電器の一部をシェアリングで提供し、EVユーザーは事前予約をして充電を行う。
実証では、走行距離や充電器の稼働率などのデータ分析を実施。EV導入に向けた課題抽出とEV普及の社会課題である充電インフラの充足について検証する。同社によると、急速充電器と普通充電器を組み合わせたシェアリングの実証は全国初の取り組みになるという。
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