メガネショップ「アイメガネ」を展開するアイジャパン(さいたま市)は3月2日、メガネを掛けて鏡の前に立つことで、AI(人工知能)が似合い度を測定する鏡「AIフィッティングミラー」を一部店舗で開始したと発表した。
「AIフィッティングミラー」は、顔の形と掛けているメガネの型をAIが測定しメガネの似合い度を点数化する。利用者はメガネをかけて鏡の前に立つだけで、メガネの似合い度が測定され鏡に点数が表示される。
メガネの試着だけではなく、使用しているメガネの似合い度を測定することも可能。2021年12月に開始したAIがユーザーに合ったメガネを選ぶサービス「AIイメージフィット」の技術を基に開発した。
同社では、「アイメガネ新越谷店」と「スタイルクローゼット大宮」で、テスト導入を実施。現時点で、顧客のメガネの平均試着数が倍以上に増加したという。今後は「アイメガネ本店」「与野イオン店」「岩槻駅前通り店」などの店舗に順次導入していく予定。
アイメガネは、埼玉県を中心に関東41店舗を運営する創業58年のメガネショップ。地域の「視たい」や「聴きたい」の声に応えるファーストコールストアを目指す一方、調節機能解析装置など最新技術もいち早く取り入れているという。
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