昭和西川は4月10日、AI(人工知能)を活用した、顧客一人一人に適したマットレスとまくらを提案するシステム「3Dボディフィッティングシステム」を開始すると発表した。
「3Dボディフィッティングシステムは、4つのアンケートと2種類の写真撮影をするだけで、顧客に適した寝具を提案する。具体的には、アンケートに答え、正面と横向きの全身写真を撮影。写真解析で分析結果を示し、その後、最後にマッチ度が高いマットレスとまくらの組み合わせを表示する。
システムは、AIソリューション開発とAIのSaaSサービスを展開するPKSHA Technologyのグループで、東京大学発のベンチャー、Sapeetが開発したAI姿勢解析技術を使用。同社が昭和西川向けにカスタマイズして構築した。
Sapeetは、医療やヘルスケアの現場でも活用されているAI姿勢解析技術で過去50万件以上の身体解析実績を持つ。同社では、AI・3D技術と独自保有する数万体以上の体型データを掛け合わせ、100名以上のユーザーテストに基づく改善を重ねて、昭和西川向けに最適化して提供した。システムは全国の直営店、百貨店、寝具専門店で取り扱う。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。