10Xは4月13日、山口県を中心に88店舗のスーパーマーケットを展開する丸久が、同社の小売りECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を導入すると発表した。丸久ではシステム導入によって、ネットスーパーを年内に開始する。
丸久は、山口県を中心に広島県、島根県、福岡県にスーパーマーケット88店舗を展開する。地域に密着した生活適応企業として、きめ細かな消費者ニーズの把握を通じ、変化する市場にすばやく対応し、ふだんの消費生活をサポートすることを掲げている。
同社では、高齢化社会の進行、女性の社会進出などで、店舗に行かなくても買い物ができる、自分の必要な時間に商品が届くといった便利な宅配を利用したいと顧客が増えているとしている。
こうした状況を受け、従来のネットスーパー事業について、より利便性が高く、多様な買い物手段として利用してもらうシステム構築のため、優れたノウハウを持ち、多くの企業が採用している10XのStailerを選んだという。
「Stailer」は、スーパーマーケットやドラッグストアといった小売りや流通事業者向けのECプラットフォーム。プラットフォームでは、ユーザー向けのアプリ、バックヤード向けのピックパック・配達管理アプリ、受注管理・在庫管理システム、BOPIS(店舗受け取り・ドライブスルー受け取り)などのシステムをフルセットで提供する。また、ECに新規参入する小売り事業者向けに、地域で配送網を持つ事業者の選定と構築の支援も行っている。
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