株式会社Retail AIは、決済機能付きカートシステム「スマートショッピングカート」を展開している。このほど、世界展開を目指して、スマートカートシステムのトライアルグループ外への本格販売、導入を開始すると発表した。本格外販展開開始に伴い、製品名称をスマートカートシステム「Skip Cart」へ刷新する。
Skip Cartは、ショッピングカートにセルフレジ機能を搭載することにより、レジを待たずにスムーズな会計が可能となるシステムである。小柄な人・高齢者を含む様々な利用者に最適なUXにすべく、決済機能付きカートとして専用に設計されており、2023年9月末現在で日本国内に17,960台が導入され、月間356万人が利用している。
商品のスキャン漏れを防止する自動検知アラーム装置や、利用客の属性や購買履歴などのデータを活用して、一人一人に最適な商品をAIが選択し、タブレット上でお勧めするレコメンド機能も搭載されており、小売業様の店舗業務効率化や顧客体験向上による店舗売り上げの増大に貢献している。
外販展開に関しては、国内外の小売業顧客に対して複数のパートナー企業とともに販売、導入展開、サポートを展開するとしている。これらの販売パートナーを通じて2024年度前半までに国内大手小売業数社への導入が予定されているとのこと。
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