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TOPPAN、診断型サイネージ「ニュアンスレコメンダー」を提供

TOPPAN、診断型サイネージ「ニュアンスレコメンダー」を提供

TOPPAN株式会社は、ユーザの曖昧なニュアンスを、直感的なスワイプ操作で入力できる「ニュアンスレコメンダー」を開発し、2023年11月14日より提供を開始する。

「ニュアンスレコメンダー」は、横に細長いサイネージ上に質問と回答を同時に表示させ、質問の回答のより近い方に指をスワイプすることにより「Yes」「No」の2択だけでなく、回答にかかった時間やスワイプの速度などの要素を加味し、利用者の回答の曖昧なニュアンスまで汲み取って商品のレコメンドを行う製品だ。

「ニュアンスレコメンダー」のイメージ

横長のサイネージに質問コンテンツを表示するため、回答に濃淡をつけることが可能。回答時のスワイプの距離だけでなく、回答までの時間やスワイプの速さなど、複数の指標を用いて様々な回答パターンを想定することができる。

また、横長のサイネージの形状を生かして、商品棚などの近くにサイネージを設置することができるため、サイネージの回答結果から、そのままレコメンド商品を指し示すことが可能だ。

商品陳列棚展開イメージ

なお、システム利用料は100万からで、ハード単価は15万からとなっている。

TOPPANは、セルフ購入をする売り場で、複数の商品を展開している化粧品、香水、嗜好性食品・健康食品・菓子、飲料・アルコール、美容家電などを販売するメーカや流通業界に向けて、2028年までに10社で展開することを目指すとしている。

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