東芝テック株式会社は、幅広い業種業態で利用可能なプリンタ内蔵フレキシブルターミナルを、2024年6月に発売すると発表した。
このターミナルは、様々な機器を利用するためのデバイスハブとして機能するものだ。タブレットと組み合わせて使用することで、ショッピングセンター向け決済端末やプリンタ装置として利用でき、タブレットにインストールしたアプリケーションを切り替えてサービスを利用することができる。
外形はコンパクト設計で省スペースで導入できるほか、タブレットをWi-Fi接続することにより、プリンタ内蔵型フレキシブルターミナルとタブレットを離れた場所に設置することが可能だ。
OSは、Windows10 IoT 2021 LTSCを採用しており、通信機能はLAN、Wi-Fi、Bluetoothと汎用インターフェースを内蔵しているため、タブレットPOS端末や決済端末、レシートプリンタ端末として利用することができる。
また、USBやシリアルポート、ドロワポートなどの汎用インターフェースを搭載しており、今後は量販店・専門店・飲食店向けのタブレットPOS端末や、発券機などのプリンタ端末としても利用可能な製品ラインナップの拡充を予定している。
価格は税別500,000円で、主な販売ターゲットはショッピングセンターだが、流通小売業向けにも順次製品ラインナップ拡充予定なのだという。
なお同製品は、3月12日から15日に東京ビッグサイトにて開催される「リテールテックJAPAN 2024」の東芝テックブースに出展される。
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