本格職人握り寿司居酒屋「や台ずし」などを全国で約360店舗展開している株式会社ヨシックスホールディングスでは、各エリアのマネージャーがアルバイト応募の電話を携帯電話で直接受けており、電話をとることができないタイミングがあったことなどから、全エリアのアルバイト応募の電話を本社で受ける体制に変更した。
しかし、当時は営業時間以外の着信は応答できず、留守番電話機能もないため、その間の着信を取り逃がしていたという。
そこでヨシックスは、アルバイト応募の電話窓口に、株式会社IVRyの対話型音声AI SaaS「IVRy」のAI電話代行サービスを導入したと発表した。
今回、電話の自動化のトライアルとして、IVRyのAI電話代行サービスを導入し、24時間365日対応可能なAIによる電話受付体制を構築した。
主な活用方法としては、「氏名」「電話番号」「希望する店舗」の3点をAIがヒアリングし、ヒアリングした内容をAIによる文字起こしと内容の要約を行い、LINEで通知する。これにより、担当者は録音音声を聞かずに内容の把握ができる。
また、応募者情報にあたる着電履歴は「IVRy」に蓄積され、あとから担当者が確認することが可能だ。
今後は、店舗の電話予約の受付など、他業務での「IVRy」の活用も検討していくとのことだ。
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