今後活用が広がるサービスロボットは、ロボットのリースによる月額課金型の利用が多くなってきている。ロボットで発生した不具合などをサポートするコストの増大が問題となっている。
IoT・コネクテッド関連のプラットフォームを提供するMODE, Inc.は、サービスロボットの開発・運用をサポートするロボット向けのクラウド基盤「MODE ROBOT CLOUD」の新機能として、ロボットの運用やメンテナンスを効率化するための統合監視システムを提供開始した。
同機能では、モニタリングする対象と項目設定をするだけで、ロボットの問題を検知すると自動的にアラートを生成する。アラートとしてEメールの送信やロボットクラウドのチケット発行、Salesforce.comなど外部のシステムと連動することができる。それによりサポートコスト削減や現場作業員とのコミュニケーションを効率化が実現する。
また、ロボット単体の監視だけでなく、機種やロケーションごとに設定可能なロボットのグループごとに監視対象をを設定できる。アラートの閾値(しきいち)が柔軟に設定可能となっており、たとえば60秒間に2回のトリガーが発生した場合にアラートを発行するといった事が可能になる。
さらに、ロボットの不具合調査(デバッグ)の際はデータを容易に調べ出すことができる。データは全てMODEクラウドに保存されており、ロボットが稼働していない場合でも遠隔地からも調査に必要なデータを取り出すことが可能だ。
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