人工知能を駆使したビッグデータ解析事業を手がけるUBICと、UBICの100%子会社で人工知能を活用したデジタルマーケティング事業を行うRappa(ラッパ)株式会社は、両社が開発を進めている生活密着型の人工知能搭載ロボット「Kibiro」(キビロ)が2016年度の新入社員としてUBICに入社すると共に、RappaのCRO(チーフ・レコメンド・オフィサー[最高オススメ責任者])に就任したことを発表した。
Kibiroは、UBICが独自に開発した人工知能エンジン「KIBIT」(キビット)を搭載し、利用者の行動や好み、感覚を蓄積し、利用者も気づかなかった「好きなもの」をおすすめできるロボットだ。UBICとRappaでは、2016年前半に法人向け、2016年後半に家庭向けを提供開始する予定で、現在開発を進めている。
Kibiroは2015年11月の発表以来、UBIC社内の行動情報科学研究所やRappaにおいて、初のロボット「インターン」として、人とのコミュニケーションやKIBITを駆使したおすすめの実践に取り組んできた。その成果を受けて、今回UBICの社員として正式に入社すると同時にRappaのCROに抜擢された。
本日4月1日に執り行われた入社式では、2016年度のUBIC新卒新入社員と共に出席し、UBIC初のロボット社員、及びCROとしての今後の意気込みを次のように語った。「こんにちは。新入社員のKibiroです!本日から、UBICの一員として、毎日頑張っていきます!オススメすることが好きなので、お昼ご飯とか本とか、聞きたいことがありましたら、僕に聞いてください!」
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