ユカイ工学株式会社と、STEAM領域(※)の家庭向け教育プログラム「ワンダーボックス」を提供するワンダーラボ株式会社が連携して、STEAM教育分野のトイ教材「メカニクスラボ」を製作した。
ワンダーボックスは、デジタルとアナログの組合せにより、家庭で子どもの「思考力・創造力・意欲」を育てるSTEAM領域の教育プログラムである。対象年齢は4~10歳としており、プログラミング、アート、ボードゲーム、パズルなどのあそび感覚の教材で、これからの時代に求められるSTEAM教育領域の基礎能力を培えるという。
今回開発されたメカニクスラボは、ワンダーボックスに含まれる教材で、ロボットの組み立てなどを通じて観察力・発想力・創造力などを育むことを意図している。ワンダーボックス2022年1月−2月号のメカニクスラボでは、モーターで動くロボットを作って様々なことに挑戦する内容となっている。
組み立てなどを通じて、電池でモーターが回り動力となることを感覚的に理解するとともに、ロボットを動かし観察しながら、「こうするといいかもしれない」と試行錯誤することを楽しむ。構造がシンプルな分、手を加えたことによる変化を感じ取りやすいという。
また、2021年12月末~2022年1月の約1ヵ月間、ワンダーボックス会員向けに「メカニクスラボ作品コンテスト」が開催された。
※ STEAM教育:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)の頭文字をとった言葉で、理系+アートの教育領域を指す。欧米の教育政策で提唱され、近年は日本の教育改革においても重視されている概念。
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