株式会社HACARUSは、AIとロボットアーム、照明付きカメラを組み合わせた外観検査システム「HACARUS Check」を販売開始した。
同システムは、従来の検査機器では難しかった複雑な形状の立体物(鋳造品やプレス加工品など)について、全方位から0.1ミリの不具合まで検出することができる。セット内容は、検査用協働ロボット、カメラ、照明、回転昇降台、非常停止ボタン付きエンクロージャ(筐体)、PC(パソコン)、AI検査ソフトウェアとなっている。
同システムを活用することで、製造業向けにDXのモデルを提示し、省力化と品質向上の両立を後押しする。
HACARUSは、販売ターゲット層は自動車部品メーカーの生産技術や品質管理の部門などで、同システムの初年度の販売目標として20台を掲げている。
なお、同システムの価格は1,500万円~(税別)である。