アイリスオーヤマは1月19日、仙台うみの杜水族館(仙台市)が、清掃ロボット「Whiz i(ウィズアイ)アイリスエディション」を導入したと発表した。同社によると水族館での清掃ロボット導入は初という。
ロボットは、仙台うみの杜水族館の清掃管理を行う陽光ビルサービスが、清掃業務のDX化の一環で導入。延べ床面積9900m2の施設内にあるカーペット床の清掃で活用する。
施設の清掃は、開館前の限られた時間で清掃品質を向上・安定化させていくことが課題となっており、「Whiz i アイリスエディション」の導入で、ロボットが持つ高いセンサー機能と可動性、高性能なエアフィルター「HEPAフィルター」による館内環境への配慮などの効果を期待している。
また、施設内の通路や観覧スペースの清掃にでも清掃ロボットを活用。人による作業は、きめ細かい対応が求められる箇所に集中するという「ハイブリッド型DX」を取り入れ、施設内のトイレやレストランなどの衛生管理を強化。小さい子供を連れの来館者が多い水族館で、安心して来場・利用できる施設運営に取り組む。
アイリスオーヤマでは今後も、「Whiz i アイリスエディション」を、全国の様々な施設に提案していくという。
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