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a-roboと日東ユメックス、木製筐体の自律移動ロボットを開発

a-roboと日東ユメックス、木製筐体の自律移動ロボットを開発

株式会社a-roboと日東ユメックス株式会社は共同で、自律移動ロボット「Boomee」を開発した。

「Boomee」は筐体に木材を採用した、製造現場向けの自律移動ロボットだ。なお、この木製筐体は、遠野市内の木工企業に製作を依頼して作られたものだ。

「Boomee」

「Boomee」は、工場内を自律的に移動し、複数の工程を一台で効率良くこなす。システムは、ロボットと従業員が協力し合うことで生産性を向上させることを目指して開発された。

具体的には、複数の機械とロボットの状態を中央システムで管理し、生産状況に応じたロボットの適時移動と作業を行う。

また、搭載されているカメラにより位置補正し、周辺設備のアンカーレス化を実現。多品種生産に対応している。

なお、「Boomee」は、岩手県遠野市の日東ユメックス遠野工場に導入されている。

岩手県遠野市の稼働状況を、埼玉県の日東ユメックス本社から、アプリを通してリアルタイムで確認することが可能だ。

また現在、ChatGPTを活用した保守運用システムの構築を進めており、効率的な運用とメンテナンスが可能になる見通しだ。

今後は、11月19日に同市内にて開催される「遠野しごと展」にて、「Boomee」の動く様子が動画にて公開される予定だ。

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