ソフトバンクロボティクス株式会社は、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」の介護向けモデル向けの会話アプリを、2024年2月13日にリリースした。
このアプリは、生成AIの一つであるChatGPTを搭載し、自然な会話体験を提供するものだ。
「Pepper for Care」を契約の新規・既存の介護施設に提供され、介護施設向けに独自開発された「まいにちロボレク」「まいにちロボリハ」という「Pepper for Care」の既存ソリューションに新たに加わる。
東北大学加齢医学研究所の教授である瀧靖之氏は、「近年、多くの研究からコミュニケーションが脳の健康維持や将来の認知症リスク低下に有用であることが明らかになっている。人型ロボットを介した言語コミュニケーションやレクリエーションは、高齢者の脳の健康維持、体機能の維持、孤独感の解消など、多くの効果が得られる可能性がある」と述べている。
なお、ソフトバンクロボティクスは、3月12日(火)~14日に東京ビッグサイトで開催される「東京ケアウィーク’24」に「Pepper for Care」を出展する。ブース内では、会話アプリを含む介護向けソリューションを体験することができる。
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