SEQSENSE株式会社は、テイケイ株式会社の協力・運用のもと、東京都庁第二本庁舎に2024年4月1日より自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本導入を開始した。
東京都は、2022年から2回にわたり警備ロボット活用に向けた検証を進めており、SEQSENSEの自律移動型警備ロボット「SQ-2」がこれらの取り組みに参加し、性能を評価され今回の本導入に至ったのだという。
今回導入された「SQ-2」は、独自のセンサ技術や経路計画機能などを活用し、巡回警備業務を単独、もしくは人と分担して行うことが可能な警備ロボットだ。
SEQSENSE独自のSQ LiDARの搭載により、広視野角を実現し、警備対象物件の詳細な三次元マッピング、障害物や歩行者をはじめとする移動物体の発見、環境変化の検出が可能だ。
また、ロボットを操作するために開発されたクラウドシステムは、警備員のフィードバックをもとに機能提供されている。このクラウドシステムを介して遠隔から指示でき、巡回結果のレポート作成や、ロボットに搭載されたカメラのストリーミング動画の録画再生などの機能も利用することができる。
なお、第二本庁舎におけるロボットの運用は、警備を担当するテイケイ株式会社が実施する。
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