ヤマハ発動機株式会社は、ロボットコントローラ「RCX340」で制御するスカラロボットおよび3軸以上の直交ロボットを対象とした、機能安全用のオプションユニット「RCX3-SMU」を、2024年6月に発売する。
「RCX3-SMU」は、認証機関TÜV SÜD(テュフズード)による機能安全認証を取得し、ロボット安全規格「ISO 10218-1」に適合した安全機能を実装したオプションユニットだ。
主な安全機能としては、STO(Safe Torque Off)機能によるコントローラへの動力電源の遮断、SS1(Safe Stop 1)機能によるロボットの減速停止状態の監視、速度監視機能(SLS)によるロボットの動作速度の監視、領域監視機能(SLP)によるロボットの直交座標位置やモータパルス位置の監視、安全入力機能による安全入力ポートの状態の監視、そして安全出力機能による内部状態の出力などが挙げられている。
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