株式会社Thinkerは、バラ積みピッキング用ロボットの新型「Thinker Model A」を発売した。
通常、バラ積みされた部品をロボットでつかむには、高額なカメラシステムもしくは大型振動装置のパーツフィーダーを導入する必要があり、導入コストが高いといった課題があった。また、産業用ロボットでバラ積みピッキングを実施・運用する際には、カスタマイズをともなうことが多く、高い専門知識を要する。
こうした課題に対して、今回発売された「Thinker Model A」は、まさぐって部品をつかむことを可能にする「近接覚センサー」に、簡易2Dカメラシステムを組み合わせることで、低コストでのバラ積みピッキングを実現している。
さらに、「近接覚センサー」の力を最大化するオリジナルのロボットハンド「Think Hand F」を搭載しており、独自のエッジAIにより、高い専門知識がなくとも導入・運用ができるようにしているとのことだ。
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