リシンク・ロボティクス(Rethink Robotics)は6日、世界の研究・教育市場に向けて高性能ロボット「ソイヤー(Sawyer)」を発表した。オープンソースのロボット・オペレーティング・システム(ROS)で構築され、ソフトウエア開発キット(SDK)を装備したロボット「ソイヤー」は、教育者と研究者が機械学習、人間・ロボット相互作用、メカトロニクス・グラスプ、マシンビジョン、製造スキルの分野でイノベーションを促進することを支援する。
新SDKパッケージは7つの角度を持つ自由度、4キロのペイロード、1260ミリのリーチ、高解像度のエンベデッドビジョン、サブミリメートルの精度など、ロボット「ソイヤー」の機能を拡張し、その重さは19キロだ。
リシンク・ロボティクスのオープンソース・コミュニティー・メンバーは、研究・教育におけるスマートで協調的なロボットの利用法を押し広げている。世界27カ国のユーザーはアプリケーションと開発コードを共有し、あらゆるところで協調的ロボットの利用を進展させている。
ソイヤーは産業と教育の共通部分が増大する中で、ペンシルベニア大学、シドニー工科大学、エンブリー・リドル航空大学、ジョンズ・ホプキンス大学、ポーツマス大学の研究者と教育者を支援し、その領域は製造効率のための自律システム研究から、ロボット工学の学際的研究、信号処理、患者ケアを改善する医療機器にまで及んでいる。
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・リシンク・ロボティクス(Rethink Robotics)
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