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鉄腕アトムモデルのコミュニケーションロボット「ATOM」共同開発、NTTドコモが「自然対話プラットフォーム」を提供

鉄腕アトムモデルのコミュニケーションロボット「ATOM」共同開発、NTTドコモが「自然対話プラットフォーム」を提供

株式会社NTTドコモは、株式会社講談社、株式会社手塚プロダクション、富士ソフト株式会社、VAIO株式会社とコミュニケーション・ロボット「ATOM(アトム)」(以下、「ATOM」)を共同開発し、その最も重要な基盤の1つとしてドコモの「自然対話プラットフォーム※1 」を提供した。

「ATOM」は、世界的に有名なコミックおよびアニメである手塚治虫氏の「鉄腕アトム」をモデルにしており、二足歩行や会話をすることが可能なコミュニケーション・ロボット。

「自然対話プラットフォーム」は、これまで累計17.2億回(※2)顧客が利用した、スマートフォンに話しかけるだけで意図を解釈する対話エージェントサービス「しゃべってコンシェル」の基盤技術やノウハウを活かしたサービス。曖昧な表現が含まれる多様な話し言葉を受け取ると、目的や意図を解釈し、シナリオに沿った言葉、あるいは外部コンテンツによる情報要素をもった言葉を返す仕組み。今回、同プラットフォームの「意図解釈」機能、「シナリオ対話」機能、「外部コンテンツ連携」機能の3つの機能を活用するという。

同プラットフォームと「ATOM」がWi-Fi経由で繋がることで、顧客は、家族それぞれに合った会話を自由に「ATOM」と楽しめる。「意図解釈」機能により、会話の意図をくみとった柔軟な会話が可能。また、今回は「シナリオ対話」機能において、あらかじめ設定したシナリオに沿った会話の他、家族一人ひとりとの会話で知ったこと、あるいは家族共通の話題をそれぞれ個別に記憶し、その後の会話に活用する。

この新しい試みで、認識した相手に合わせて「会話内容」や「口調」が変化するシーンや、会話の中で覚えたことを家族間で共通の話題として会話するシーンが体験可能になり、会話を重ねれば重ねるほど顧客と「ATOM」との親密度が高まっていく。さらに「外部コンテンツ連携」機能により、各種WEBコンテンツと連携し、ニュースや天気予報といった情報を会話の中で提供することも可能だという。

「ATOM」で利用されている機能は以下の通り。

※1 「自然対話プラットフォーム」を構成する技術の一部にNTTグループのAI「corevo」の技術が含まれている。
※2 2016年12月末時点

【関連リンク】
NTTドコモ(NTT docomo)
講談社(KODANSHA)
手塚プロダクション(Tezuka Productions)
富士ソフト(FUJI SOFT)
バイオ(VAIO)

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