セントラル警備保障株式会社(以下、CSP)は、JR東日本グループのグループ会社を中心としたJREロボティクスステーション有限責任事業組合(LLP)へ出資及び中核企業の一社として参画すると発表した。
今後、労働力人口の減少とロボティクス分野の飛躍的な発展により、警備業務の多くがロボットに代替されると予想されているという。同時に、JR東日本を中心としたグループ各社もサービスロボットへ依存する業務が増えてくると予想されている。そこで、JR東日本グループ各社がJR東日本の各駅において遍く高品質なサービスを提供することを目的に、JREロボティクスステーション有限責任事業組合(LLP)を組織し、同社も参画した。
常駐警備を例に挙げると、ロボットに求められる必要な機能は案内(コミュニケーション)、巡回、監視、の三つに大別されるが、現在市場に流通しているロボットには同社が求める各機能を満たしているものが無いというのが現状だという。
そこで、JREロボティクスステーション有限責任事業組合(LLP)への出資と参画を通じて、警備用途に適したロボットの選定だけでなくメーカーサイドとの共同開発を視野に入れて、2020年を目途に上記三つを充足する機能を持つロボットのサービス化を目指すとした。
【関連リンク】
・セントラル警備保障(CSP)
・JR東日本(JR East)
・JREロボティクスステーション
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