一般社団法人セキュアIoTプラットフォーム協議会(以下、SIOTP協議会)は、IoTシステム事業者に向け、IoTデバイスに求められる実装レベルの仕様をまとめた「IoTセキュリティ手引書Ver3.0」を公開した。
この手引書は、国際標準IEC62443、セキュリティ規格NIST SP800-171などで規定されているセキュリティ要件を基に、ライフサイクル管理(設計・製造~サービス運用~廃棄)の実現について、小型機器を例に具体的に解説したものだ。
2022年1月にリリースした「IoTセキュリティ手引書Ver2.0」では、汎用性をもたせるために抽象的な表現で記述していた部分を、今回のVer3.0ではカメラなどの小型機器をターゲットデバイスとして具体的な検討がされている。
対象は、IoTクライアントデバイス製造事業者やIoTクラウドサービス事業者、これらの機能を活用してカスタマーへトータルのサービスとして供給する事業者向けとなっている。
なお、2023年10月24日から開催のオンラインイベント「JAPANSecuritySummit 2023」において、「IoTセキュリティ手引書Ver3.0」を解説するオンラインセミナーの開催を予定している。
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