横浜市は、保育所等における園外活動時に、子どもの置き去り等の事故を防止するサービスの開発に向けて、株式会社アルファメディア、余白文化株式会社、株式会社フォーカスシステムズ、株式会社ワイイーシーソリューションズの各社と協定を締結し、保育所等と4製品の実証実験を行うことを発表した。
実証実験では、園から公園へ徒歩(またはカート)で移動し、園児の活動中に機器の装着感や使用感等を検証し、各事業者の製品開発・改善等に活かす。移動時間を含み1.5時間~2時間の予定としている。実験は各園で3~5回程度行う予定だ。各社の実証実験の内容は以下の通り。
アルファメディア
- 実験内容:ビブスを用いて装着するBLEタグを使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証する。
- 製品名:見守り(MM-AP01)- ぜったい一人にしないから –
- 協力園:しらとり台保育園
- 実験場所:しらとり台第四公園
フォーカスシステムズ
- 実験内容:帽子や名札バッチを用いて装着するBLEタグを使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証する。
- 製品名:Cotchi
- 協力園:横浜市立太尾保育園
- 実験場所:太尾第二公園、太尾南公園
ワイイーシーソリューションズ
- 実験内容:クリップ等を用いて帽子や衣服に装着するBLEタグを使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証する。
- 製品名:りりーふなっぷ びーこんうぉっち
- 協力園:うちゅうこども園たんまち
- 実験場所:反町公園、フラワー緑道
余白文化
- 実験内容:マグネットで服などに挟んで装着するGPS発信機を使用し、装置の使い勝手や見守り機能を検証する。
- 製品名:Hikids
- 協力園:横浜市立大曽根保育園
- 実験場所:大倉山公園梅林、大倉山記念館周辺
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