GMOグローバルサインとwolfSSLが協業、IoTセキュリティソリューションを提供開始

GMOグローバルサイン株式会社は、IoTセキュリティ分野において、米国に本社を置く暗号ライブラリプロバイダーであるwolfSSL Inc.の日本法人wolfSSL Japan合同会社と協業することを発表した。

今回の協業により、GMOグローバルサインのIoT向けの電子証明書と、wolfSSL Inc.が提供する軽量な暗号ライブラリを組み合わせ、IoT機器メーカやソフトウェア開発ベンダーに提案する。

wolfSSL Inc.の暗号ライブラリは、IoT機器向けに特化しており、容量が軽量化されているため、IoT機器への搭載で懸念となる他プログラムなどとの容量の兼ね合いを気にすることなく、SSL/TLS通信による認証や暗号化を実装できる。

これにより、ハッキングや不正アクセスなどからIoT機器を守り、通信内容を傍受されたり、IoT機器内のデータを不正に搾取されたりするリスクを低減することが可能だ。

同ソリューションにより、SSL/TLS通信の実装、デバイス内データの暗号化、セキュアなファームウェアアップデート、セキュアブートなどのセキュリティ機能が提供される。

なお、wolfSSLの暗号ライブラリには、オープンソース版と商用版があり、GMOグローバルサインからもテスト用証明書を発行することができる。これにより、オープンソース版ライブラリとテスト用証明書を用いて実装・テストを行い、商用フェーズに進んだ段階で商用版に移行することが可能だ。

GMOグローバルサインとwolfSSL Japanは、今後もIoT機器のセキュリティ強化に向けた取り組みを進めるとしている。

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